響想曲



カテゴリ:のだめお題SS( 6 )


お題SS<5科目の課題> 5.保健

のだめと千秋の愛LOVEチャット(前座とも言う)


のだめ(以下:の)>せんぱーい、保健と言ったら何ですか?
千秋(以下:千)>は?
の>だからー、保健デスよ。学校で習う方の。
千>いや、だから何?いきなり。
の>何って…。次のお題ですけど。
千>ああ…、またそれでショートコントするのか…(うんざり)。
の>ショートコントって…(笑)。
千>違うのか?
の>いえ(即答)。
千>それで?何だって?
の>保健デスよ。
千>保健、ねえ。
千秋、のだめの頭を撫でる。
の>な、何ですか?
千>いや、別に。…保健なんだろ?
の>そうですけど。
千秋、のだめの腕を掴む。
の>ど、どこ行くんデスか!?
千>寝室。
の>なんで!?
千>保健なんだろ?
の>何の関係があるんデスか!?
千>保健と言ったら、性きょうい…
の>むきゃー!!先輩のエッチ!むっつりスケベ!
千>何とでも言え。男にはやらねばいけない時があるんだよ。
の>何をやらねばいけないんデスか!?
千>だから、もちろん…
の>ぎゃぼ!放送規制かかりマスよ!!
千>いい加減諦めろよ。
の>諦めるのは先輩の方デス!
千>無理(キッパリ)。
の>先輩の変態ー!!
千>お前に言われたくねえ。
の>じゃあ、先輩のドスケベー!
千>……。…そんなに嫌?
の>…え。
千>なあ。
の>……。別に嫌じゃあ…。
千>言ったな。
の>え。
千>嫌じゃないんだろ?
の>むきゃー!!サギ師ー!!
<END>

-------------------------------------------
なんちゃって。本当の最後のお題はこれからです、うふふ。
苦情はコチラまで→0120-EROERO84(受付時間24:00~24:01)

ERO(仮)平気な人だけどうぞ☆
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by touch_me_not | 2005-04-01 15:36 | のだめお題SS

お題SS<5科目の課題> 4.音楽

それはパリに花が溢れる季節。



人はツバサを持つと、自由になれるんですか?



のだめがいつの間にか寄生しきった千秋の部屋は今ではダンボールに溢れて。
彼女はリビングにあるピアノの長椅子に腰かけ、彼の方を向き足をぶらぶらさせる。
「懐かしいですねー。あのとき結局先輩遅刻したんデスよね」
のだめが少し目を細め、ころころと笑いながら言う。
「あれはお前のせいだろーが!」
「あー、責任転嫁!」
千秋が一睨みすると、のだめは子供のように彼を指さした。
すると、飛んできた煙草の箱がのだめのおでこにクリティカルヒットする。
彼の卑怯なほどのコントロールの良さは、恐らく大方の草野球選手のそれを上回るであろう。狙いはのだめと限られているが。
奇声を上げて抗議するのだめを無視して、千秋は机の上に広げた総譜に目を落とす。

普段ならそれで良かった。それが勉強開始の合図。邪魔するなのボディランゲージ。
しかし今日は全く頭に入らない。
集中しようと何度も同じ所ばかりを目で追うが、やはり無理で。
深く息を吐く。いつもならこれで落ち着けるのだが、今日はそれさえも効果がなかった。
集中できない理由は分かっている。

千秋は勉強を継続する事を潔く諦めて立ち上がった。
彼に構ってもらえず、何やら訳の分からない曲を弾き始めていたのだめの隣に座る。
のだめはそれに気付きはしたもの、特に何もして来ないのでそのままピアノを弾き続けた。
しかし千秋が彼女の腰を抱くと、その動きが止まる。
「せ…先輩?」
いつもより少し赤い顔で振り向く。
「…ん?」
のだめにもたれかかった身体を首だけ起こして、千秋は目を合わせた。
「い、いえ…」
まるで甘えてくるような、初めて見た千秋のその態度に、のだめは頬がどんどん熱くなるのを感じながら目を逸らす。
のだめがピアノに向き直ると、再び肩辺りに千秋の頭の重量が掛かってきた。
何か弾こうとのだめの手は鍵盤を叩く素振りを見せるが、あいにく頭の中に何の譜面も浮かばない。
のだめは彼に気付かれない程度に深呼吸をした。もしくはもう既に彼女の緊張は気付かれているのかもしれないけれど。

「…先輩!」
すぐ隣にいる千秋に、のだめは一際大きな声で呼びかけた。
これがケジメだと、言う風に。
「あの…明日は…、…あの、何時に出るんデスか?」
「…7時」
「そう…ですか」
千秋は淡々と答えた。しかしのだめはそうはいかないようだ。
だんだん声が萎んでいくのが本人もわかっているようで、無理に笑おうとして、顔が歪む。

明日この地を去る彼を、笑顔で送り出したかったのに。

「そうだ!のだめ、お見送りの曲を弾きますね!」
無理して気分を盛り上げているのはバレバレで。から元気も甚だしいのはわかっている。
だけどそうしなくてはいられないというように、のだめは声を張り上げた。
ショパンの別れの曲。
ゆっくりと、のだめの紡ぎ出す音楽が流れ始める。

突然、千秋がピアノを弾くのだめの腕を掴んだ。
驚いて振り向いたのだめと、半ば無意識で見つめあった。
長い沈黙、先に動いたのは千秋だった。
「……悪い」
ため息のように息を吐いて、千秋は椅子から立ち上がった。
先程の煙草を拾い上げ、全開にした窓際でその1本にライターで火をつける。
一瞬だけ、煙のにおいが漂った。

しばらくすると、再びピアノの音色が聞こえてきた。
さっきの続きではない。
ラフマニノフ2番。
希望と、決意の曲。

「…のだめ、まだ先輩とコンチェルトやること諦めてませんよ?」
ピアノの音に掻き消されそうな声が僅かに聞こえる。
「…知ってる」
すっかり暖かくなった春の風がピアノの音色に乗って、二人の過ごした部屋へと流れ込んできた。



――『どこにいようとも、音楽で繋がってる』いい言葉ですねー。あ!じゃあ、先輩とのだめも音楽で繋がってますね!
――繋がってるというより、捕まってる…
――大丈夫デス!のだめと千秋先輩は赤い糸でも結ばれてるんで、二重に繋がってるから離れたくたって離れられませんよ!
――お前、俺の話聞いてないだろ



旅立つ空に  出会いと別れ
青春の日々  全てを描き
いつか互いに  大きな花を
綺麗な花を  咲かせまた共に笑おう




数年後。
それは日本に桜が舞う季節。
「千秋せんぱーい!」
声に気付いて振り向くと、めいいっぱい背伸びをして両手を振るのだめが視界に入ってきた。
「峰くんたち、待ってますヨー!」
言いながら駆けてくる。いくつになっても、その幼い言動は全く変わらない。
息を切らしながらたどり着くや否や、千秋の腕を取って引っ張っていく。
「ほらほらー。先輩の大好きなお酒も待ってマスよー」
周囲は一面桜色と水色のビニールシートで埋め尽くされ、日本に戻って来たばかりの彼はその喧騒に多少うんざりする。
千秋は、引っ張られている方と逆の手でのだめの手を引き離し、そのまま繋いだ。
のだめとは逆方向に引っ張る。
「峰に少し遅れるって伝えろ」
「…へ?」
間抜けな彼女の顔を見て、千秋はつい微笑む。
そしてあらぬ方向を向いて、妙に神妙な顔でぽつりと呟いた。
「おにぎり、食いたいかも」
今度は合点がいったのだめが笑う番だった。
「相変わらず、素直じゃないですねー」
繋いだ手を離し、その腕にしがみついた。

「おかえりなさい!千秋先輩」
「……ただいま」



---------------------------
音楽関係ないやん。
しかも長すぎ。タイトル関係なさすぎ(最悪
ゆ、許してください…!なんか、別れネタ書きたかったんです…!(しかも結局最後は再会だし
そのために切な系って宣言してたんですから…!
あと、最初に言ってたこのお題のイメージソング、おわかりの通りアンダーグラフの「ツバサ」です。
デビュー時から大好きで、このお題のネタを考え付いた頃はまだそこまでランキングも良くなかったはずなんですが、今では超ロングヒット作!嬉しいような、寂しいような…。
この歌は、歌詞が本当良いです!チアノダ!切な系チアノダにピッタリ!良ーい!!
でも、メロディーも良いです。。1週間ぶりに聴いたら、聴き飽きていたはずなのに未だに泣けたよ…。
あわわ、なんだか語っちゃいましたね。とにかく、まだ未聴の人がいるなら絶対聴く価値有りですよvv
えー。最後のお題は皆さんお待ちの(一番待っていたのは私かもしれない/微笑)保健です。保健
…頑張ります。
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by touch_me_not | 2005-03-28 22:05 | のだめお題SS

お題SS<5科目の課題> 3.体育

走っても走っても。
どうにもならないような気がして。
文句をたれると、誰のせいだと怒鳴られた。




RUN!RUN!RUN!




「っていうか、なんでお前まで付いてきてるんだよ!」
前を走る千秋が、後ろを振り返りながら叫ぶ。
「つ…妻の役目デ、ス…!」
「ふざけるなー!!」
「ほ、ら…先輩…、前…!危ない!」
自転車がすぐ側を掠めていく。
寸前で避けた千秋は、今度は前方をちゃんと確認して、腕時計を覗き込む。
「…あと5分…!」
「ぎゃぼ!ま…間に合う…つもりです、か!?」
「走り続ければギリギリで間に合うだろ!」
「は…!走り続けるんですかー!?」
                  
――只今7時55分。




事の発端は今日の早朝。
五月蠅いチャイム音に少々イラつきながらも千秋が玄関のドアを開けると、目の前にあったのは青ざめたのだめの顔。
「せ、先輩…。スミマセン…」
「……は?」
しかし、どれだけ記憶を辿ってみても謝ってもらう心当たりは、ない。
――何をしでかしたんだ…。
千秋はこめかみを押さえ、うんざりとした表情でのだめに続きを促す。
「実は…」
のだめは言い掛けて、無意識に目を逸らす。
「峰くんから、今日のR☆Sオケの練習は午前8時からに変更になったっていう伝言あずかってて…」
「はあ!?お前…っ、それ…」
「す、すみませーん…!」
「遅いんだよ!今何時だと思ってるんだ!」
殴られるとでも思ったのだろう、のだめは両目を瞑って手を頭上でかざし、一歩後ずさった。
しかし今はそんな時間もない。
千秋は慌てて支度を始めた。
             
――時刻は既に7時20分。




タクシーに飛び乗ったところまでは良かった。大丈夫、間に合う。
――が、しかし。
「すいませんねぇ、お客さん。今日、今話題のペさんが来日するんで混んでるんですよねぇ」
タクシーは1ミリたりとも動かない。そう、渋滞で。
今日は厄日か!そう叫びたくなるのをこらえて、千秋は運賃を精算してタクシーを降りた。
同時に、これ以上自分の気分を害したくないので、のだめが隣に立っていることは無視しようと決意した。
                 
――7時50分。




走り出して5分で、決意破れる。
「せ、せんぱーい…、ま…まだ走るんで、すか…」
「誰のせいだー!!」



そして今に至る。至っているのだ。
のだめの息はさっきからあがりっぱなしで、だったら止まればいいのにと思うが、それでも必死で付いて来る。加えて、何故か会話も途切れない。壮絶な体力である。
「あ…あと、どのくらい…です、かー…?」
しかし、だんだんのだめの目線が下がってきた。心もち、さっきより足音も重い。
必要以上に大きなバッグを掛け直したのだめは、そのとき自分の足元に軽い遮りを感じた。
道路の凹凸に引っかかり前につんのめったのだ。
コケる!そう思い、無意識に手をクロスして顔を庇う。
しかし想像していた痛みは全く襲ってこない。
瞼を開けると、足を止めた千秋が片腕で体勢の崩れたのだめを支えていた。
のだめがバランスを取り戻すと、千秋は気をつけろと言って再び走り出した。
なんとも意外な千秋の行動に、のだめは追いかけながら目をぱちくりさせて彼を見る。またコケることの無いように、足元には充分注意を払いながら。
それに気付いた千秋は、のだめの頬を向こうへ押しやる。
前を向いて走れ。無言でそう言う。
ぶう、と口に出して膨れて見せたのだめはわざと逆側を向いた。
幼稚な、幼稚な仕返し。仕返しにもなっていない仕返しで。
彼の顔を見なくても、のだめには千秋の呆れた表情をたやすく想像できた。
千秋はのだめといる時、よくそんな表情をしてるから。

自分のためだけに手間を掛けてもらってる気に、なるから。


ふいに、のだめの肩にかかっていた重量が無くなった。
「うわ、お前…何入れてんだよ」
「あ…、愛妻、弁当デ、ス…」
その荷物をあっさりと抱えた千秋は、バッグの中を覗き込む。
いくつおにぎりが入っているのか千秋は想像したくもなかったが、その大きさと重量から、とりあえず優に配って回れるほどあるのは確かだった。

千秋は、ふと思い出して再び腕時計を確認する。
そして前を見据える。目的地は目前だ。
「あー、もういいから喋るな!ほら、走れ!」
「ま…待ってく、だサイ…よお…!」



千秋とのだめの突発企画マラソン大会は、ようやく終わりを迎えた。
息も絶え絶えに、正面玄関を抜ける。



時刻は8時01分。

------------------------------------
お、お待たせしてスミマセン…。お題、やっと3つ目です。
コレはですねー、実は2を書く前に書いてたんで、今見ると書き直したい所だらけなんですが…見なかった事にします(ニコ!
とにかくスピード感溢れさせたかったんですが…なんでこの人達走ってるんですか?(聞くな
あ、前言ってた千秋と松田様のからみ(違)、リレー小説の方でそれとなく書いたんで、お暇な方は柚紀さんの所に覗きに行ってみて下さい(もう少ししたら更新されるそうです)。
えとー、今度ちゃんと近況報告とかしたいと思います。見てくださる方々のため全てにおいて自己満足ですが、何か?(微笑
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by touch_me_not | 2005-03-03 22:48 | のだめお題SS

お題SS<5科目の課題> 2.理科

道端で小鳥を見つけた。
その小鳥は怪我を負っていて。
何度も飛び立とうと翼を広げては、地面に叩きつけられ。
道行く車に何度轢かれそうになっても、
まるで飛ぶ事しか知らないように、必死に羽ばたき続ける。
その姿は見苦しくて、大きくて、生命が溢れていて、
まるで―――




When will the birds fly?




エタノールの臭いが、つんと漂った。

期待通り千秋の手並みは鮮やかで、あれよと言う間に治療は済んでしまい。
「手伝いマス!」と口だけで意気込んでいたのだめの出番もやはりなく、彼女は今、鳥小屋デザイナーと化していて。

「おい」
お水はここでいんですかね、などと呟いているのだめに、千秋は低く呼びかける。
返答無し。
しかし確実にのだめの背中が、ぎくりとした。
「…おい」
もう一度。
のだめがゆっくりと振り返る。
「…なんデスか?」
にっこりと強張った笑みを浮かべるのだめに、思いきり怒鳴る。
「俺の部屋で飼う気か!?」
「だってー…、のだめの部屋健康に悪いし」
「だったら片付けろ!今すぐ!」
「無理でスよv」
即答された千秋は、目に見える気苦労の重量で潰れそうになった。
言うまでもなく、彼の気苦労=のだめである。
「小鳥さんが良くなるまでですから。ね?」
それでも千秋にボランティアし続けさせるのは、のだめの天性の才能なのであろうか。


こうして、千秋の部屋での小鳥の飼育が始まった。
のだめは暇があれば今まで以上に千秋の部屋に入り浸って、彼のピアノを弾いて、小鳥と戯れる。
その様子は本当に子供のようで、心から笑うのだめを見てるとさすがの千秋も何も言えずに1人と1羽の面倒を見続けた。


今日もいつも通りのだめは朝から千秋の部屋にやってきた。
しかし千秋は何かいつもとは違う、違和感を感じた。
いつもは千秋に挨拶をしてから小鳥のもとへ向かう彼女だが、今日はそれがない。
のだめは真っ先にケージへ向かい、小鳥を部屋に放した。
部屋が汚れる、と不平を言おうとした千秋だが、寸前で言葉を飲み込む。
のだめが笑ってない。
小鳥は部屋を一周飛んだ後、再び元のケージの上にとまった。
のだめは小鳥を優しく抱き上げ、完治した怪我の辺りを優しく愛撫しながら窓の方へと向かい、鍵を開ける。
開け放たれたベランダからは、冬の冷たい風が入ってきた。
「…もう大丈夫デスね」
そこで初めてのだめが微笑みを浮かべた。
瞬間。
彼女はベランダに一歩踏み出して、小鳥を突き抜けるような青空へ放り投げる!
「元気でね!」

小鳥の姿は十秒もしないうちに空の彼方へと消え入った。
元気に羽ばたいていったから、のだめの言う通りもう大丈夫なのだろう。
のだめは空を見つめ続ける。
その姿を見て、千秋は泣いているのかと思った。

「…さてと」
振り返ったのだめの姿は予想に反して、晴れ晴れとしていて。
千秋は何故泣いているなどと思ったのだろうと自嘲した。
「あ、のだめもう行かなきゃ学校遅れちゃいマス!じゃ、行って来ますね!」
そう言って、のだめはバタバタと千秋の横を通り過ぎ、玄関に置いてあった自分のバッグを持って出て行った。
ガタンと、扉が閉まる音とのだめの走り去る足音だけが響く。
残されたのは、家主のいない銀色のケージと千秋のみ。
千秋は、相変わらずなのだめに苦笑して、ベランダの窓を閉めた。



あまりにも相変わらずで、のだめが一度も目を合わせなかった事にも気付かずに。



のだめは走り続けた。学校とは正反対、小鳥の飛んでいった方向へ。
限界まで走って、走り続けて、ふと目に入ってきたのは横断歩道の赤信号。
のだめは足を止めた。
方向転換して、もと来た道をゆっくりと力無く戻っていく。

どんなに走っても、あの小鳥に追いつく事はないだろう。
どんなに頑張っても、空をゆくものには敵うはずもない。
彼女には地を進んで行くしか道は無いのだから。

彼にあって、彼女にはないもの。
世界中の大空を突き進む、野心というツバサ。

―――彼が飛び立つその日も、彼女は微笑って送り出すのであろうか。


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はい、前回とは一転、妙にシリアスちっくです。本当、なんと謝ったらよいのやら…(平伏し
実はこのシリーズ、ある歌をイメージしてたりするんですよね。本文にもタイトル1回出てますけど。4話でちらりと出せたらいいなともくろみ中。
近況報告。えと、まだ戦っております…。とりあえず週1は更新できそうですが…。チアノダに餓えすぎて危険ですよ宮崎!チアノダ依存症!ダレカタスケテ。
テスト近いんで勉強します。何の勉強するんだ、てね(マテ
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by touch_me_not | 2005-02-02 23:42 | のだめお題SS

お題SS<5科目の課題> 1.国語

駅前のファミレスの窓越しに千秋が見つけたのは紛れも無いのだめだったが。
なにやら一生懸命に執筆している姿が珍しくて、千秋は窓の外側で思わず「誰?」と呟いた。



彼と彼女の見慣れた日常



いらっしゃいませ、と掛けられた声を素通りして、千秋はそのままのだめの席へと向かった。
早歩きで通路を抜けて、先程の窓際のテーブルの、彼女の前で立ち止まる。声を掛けずに、そのまま様子を観察するが、かなり一生懸命なのだろう、のだめは全く千秋に気付くそぶりも見せない。
仕方ないので、千秋はのだめの頭を上から掴んだ。
「ぎゃぼー!て…あ、千秋先輩?」
上を見上げた彼女の瞳にようやく彼の姿が映った。
「何してんの」
視線をのだめの手元に向けつつ、千秋はテーブルの向かい側に腰掛ける。
彼の関心が自分の手元のノートに向けられてると気付いたのだめは、嬉々満面でそれをひらりとかざす。
「これデスか?えへー、特別に先輩に今聞かせてあげましょうか?」
「だから、何…」
「歌える組曲シリーズ第二弾!『マングースの森の美女』デス!」
ウェイトレスにコーヒーを注文しながら、千秋はうんざりとする。そうだ、のだめがあんなに熱心になるなんてことは、自分の趣味以外では有り得ない。
千秋はこの間、「もじゃもじゃ組曲が完成したんですよ!聞きマスか?」とのだめが話していた事を思い出した。断固拒否したが。
「まだ今のところはストーリーだけなんですけどね…」
そう言って、今回も拒絶する千秋を軽く受け流して、のだめは朗読し始めた。



昔、とある森にそれはそれは美しいお姫様がいました。

お姫様はピアノが大好きで、毎日毎日ピアノばかりを弾いていました。

ある日、お姫様は偶然お城に迷い込んできたハブに噛まれてしまいました。

毒がまわって倒れかけたお姫様を見た、通りがかりのマングースは眠りの魔法をかけました。

いつか現れる、素敵な王子様がきっとお姫様を眠りから解いてくれるでしょう、と言って。

そして数年後、あまりにも廃れたお城を不思議に思った王子様が訪ねてきました。

王子様は、自らの指揮棒スティックでお姫様の魔法を解き、そのままお城も綺麗にしてくれました。

お姫様は思ったのです。

ああ、この方がわたしの運命の人だ、と。



「それでですねー、ここからお姫様の熱烈なアプローチが始まるんデスよ。まだ書いてないですけど」
のだめはぱたりとノートを閉じた。
「本当は王子様のキスで目覚めるようにしようと思ったんですけど、千秋先輩が照れちゃうかなーって思って」
「……はあ!?」
相変わらず異世界なのだめの脳内に、千秋は頭が痛くなった。
頭を抱え、そのまま無言で勘定書を手に取り、立ち上がる。
それを見たのだめが、慌てて荷物をまとめる。
「ま、待ってくだサイ先輩!のだめも一緒に帰ります!」
そう言うも、彼女がもたもたしている間に千秋は勘定を済ませ、店を出る。
向かいの歩道橋を上り始めた頃、ようやくのだめは荷物を片したようで、走って彼を追ってくる。
まだ開きかけの自動ドアにぶつかるのだめを後ろ目で見ながら、千秋は歩調を少しだけ落とした。
「先輩ヒドイです!どうせ帰る家は一緒だから待っててくれても良いじゃないですか!」
「何が『帰る家は一緒』だ!お前また今日も来るつもりか!?」
当たり前です、とのだめは笑う。そして千秋の腕を慣れた様子で絡め取った。
仏帳面の千秋と、対照的に満面の笑顔ののだめの目が合う。


「……で、ズボラ姫の夕食のリクエストは?」
「あ、のだめ炊き込みご飯がいいです!グリンピース抜きで!」



結局、のだめがその物語を最後まで書き終えることはなかった。
結末はいまだ空白のまま――

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やっと1つ書き終えました…(遅すぎ
いえ、実は2から書き始めまして、3も半分ほど出来てるんですよね(汗
ていうか、切な系とかよく言いましたよね(ニッコリ)!!
でも…少しシリアスな…つもり(爆 
全体を通してそっち系で行きたいんで…。
あー、まだ仁義なき戦い終わってません。以前にも増して更新が不規則な状況が続くと思いますけど、勘弁してください(土下座
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by touch_me_not | 2005-01-28 01:48 | のだめお題SS

お題始めました。

とりあえず、最初のお題のめどがたってきたんで、お題内容を公開しようかと。
もちろんチアノダで行きますけど、少し切な系になる予定(でも甘め)。極甘をお望みの方はあしからず。
期待せずに待っていて下さい(苦笑
---------------------------------------------

5科目の課題


1:国語

2:理科

3:体育

4:音楽

5:保健

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近況報告。
模試とか、テストばっかで睡眠時間が削られています…。
ていうか更新する暇が減ってるのがツライです。
いつも来てくださってる方、スミマセンアリガトウゴザイマス。
あと、リンクさせて頂いてる方、なかなかコメントできなくてスミマセン。でも、チアノダサイト様サーフィンは常時行っておりますんで!萌え吸収。

そしてこのお題。本当は学園モノとかで使うべきなんでしょうけどね。
だってだって、
保 健 と か……!
もちろん、製作者さんの意図に則っていくつもりですよ(ニコ!


2月10日まで…あと何日ですかね…(再び欠乏症
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by touch_me_not | 2005-01-24 02:38 | のだめお題SS

宮崎楓(みやざきかえで)による、のだめカンタービレを主に駄文を書き連ねる日記サイト。SSも書きます。コメント大歓迎!
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